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薬膳のおはなし

梅雨と薬膳~梅雨前に整える、重だるい身体と胃腸~

 皆様、こんにちは♪富澤です。5月も後半に入り、爽やかな風の中にも少しづつ湿り気を感じる日が増えてきましたね。

 この時期は寒暖差に加えて「湿度」が体に影響を与え始めます。東洋医学では、湿度が高いと体内の水分代謝を主る「脾」、つまり胃腸に負担がかかりやすいと考えます。「なんとなく体が重だるい」「頭がスッキリしない」「食欲が落ちてきた」そんなサインは、体の中に余分な水分が溜まっている証拠かもしれません。

 今回はそんな本格的な梅雨を前に、スーパーで手軽に買える食材を使ってできる「水はけ薬膳」をご紹介します。

■今、食べておきたい「水はけ」食材3種

①そら豆

 5月に旬を迎えるそら豆は、胃腸を元気にし、体内の余分な水分を外に出してくれる代表的な食材です。お腹の張りを感じるときにもおすすめです。シンプルに茹でるだけで、季節のエネルギーをそのまま取り入れられます。

②アスパラガス

 高い利尿作用があり、体内に滞った余分な水分を外へ逃がしてくれます。また、アスパラガスはその名の通りアスパラギン酸というアミノ酸が豊富に含まれています。これには新陳代謝を促し疲労回復効果があります。また東洋医学では、アスパラガスは涼性に近い性質をもち、体にこもった余分な熱を冷ます働きがあるとされています。のぼせやイライラを落ち着かせたいときにもオススメです。

③ハトムギ

 薬膳では「ヨクイニン」と呼ばれ、水はけの王様とも言える存在です。最近ではスーパーのお米コーナーや茶葉コーナーやネットでも手軽に手に入ります。いつものご飯に混ぜて炊いたり、ハトムギ茶として取り入れるだけで、内側から巡りの良い体をサポートしてくれます。

■「入れる」よりも「巡らせる」ことを大切に

 良い食材を取り入れることと同じくらい大切なのが、胃腸を疲れさせないことです。冷たい飲み物の摂り過ぎに注意し、食事の時間はスマホを置いて、食べ物の味や香りをしっかりと感じてみてください。丁寧な食事は胃腸を休め、全身の巡りをスムーズにしてくれます。

 当院ではこうした日々の養生とあわせて、鍼灸で「気・血・水」のバランスを直接整えるお手伝いをしています。「なんとなく不調」が定着してしまう前に、一度お身体のメンテナンスにいらしてください。

 梅雨入り前に爽やかな毎日をすごせるよう、内側と外側の両面から整えていきましょう♪

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