こんにちは♪富澤です。5月に入り、爽やかな風が吹く日もあれば、時折じんわり湿気を感じる日も増えてきましたね。新生活の緊張感が少しずつ溶けてくるこの時期、実はなんだか体が重だるい、朝起きたら顔がパンパンといったお悩みが増えるタイミングでもあります。
東洋医学では、この「重だるさ」や「むくみ」の原因を「湿」と呼びます。体の中に余分な水分が溜まり、流れが滞っているサインです。
【なぜ5月に「湿」が溜まるのか】
- 外からやってくる湿(外湿)
5月は五月晴れのイメージが強いですが、実は低気圧が交互にやってきたり、湿度が急上昇する日が増えます。空気中の水分が多くなると、私たちの体から汗がうまく蒸発できなくなり、湿気が体に「まとわりつく」状態に。これが関節の重だるさや頭重感を引き起こします。
- 内側で生まれる湿(内湿)
甘い物(糖質)、脂っこい物、生もの、アルコールの摂りすぎは胃腸に負担をかけ、体の中にベタベタした水分を停滞させます。特に5月は連休中の外食や冷たい飲み物で胃腸が疲れ気味。弱った胃腸は水分をさばく力を失い、体の中にどんどん「内なる湿気」をため込んでしまうのです。間食で甘い物を食べてしまう方、甘い物は「湿」をため込む性質があるので、むくみやすい方は控えめに。
【鍼をするとトイレが近くなる!?】
結論から言うと、鍼の刺激で副交感神経(内臓を動かす自律神経)が優位になり、内臓が動きだしたからです。体内の血流が良くなり、副交感神経のスイッチがオンになると、ギュっと縮まっていた血管がふわっと広がります。すると、全身の血流(巡り)が一気によくなります。血流が良くなると、血液をろ過している尿を作る「腎臓」へ流れ込む血流量も増えます。その結果、尿が作られるスピードが上がり、トイレに行きたくなるのです。
滞っていた余分な水分が尿として外に排出され、湿を解消することにつながります。施術直後にトイレに行くのは体の水はけが良くなった証拠です。この巡りの良さをキープするために甘い物を食べ過ぎないようにしましょう。
【むくみに対するセルフケアツボ押し】
最後にむくみを解消するツボ押しを紹介します。今回紹介するツボは、「陰陵泉(いんりょうせん)」です。陰陵泉は、足の内側、スネの骨を内くるぶしから膝に向かってなぞり、膝の下で指が止まるくぼみになります。効果としては、体内の余分な水分を排泄し、胃腸の働きを整えます。まさに「内なる湿気を追い出すために必須なツボです。

今回はむくみについてお話ししました。鍼灸やツボ押しをして、水はけを良くして健やかな体にしていきましょう!