こんにちは♪富澤です。11月半ばに開催された第46回八王子いちょう祭りに参加してきました!今回はいちょう祭りで感じた気づきと季節の変わり目に鍼灸というテーマでお話していきます。
八王子いちょう祭りとは、八王子市追分町から高尾駅入口まで、ほぼ4kmにわたる甲州街道の両側に、約770本のいちょう並木が続き、季節に応じてそれぞれの風景で街を彩り、特に秋になると美しく黄葉し、その時期に合わせて開催するお祭りです。追分町から高尾の方まで続く街道には12か所の関所が用意され、そこには屋台やお囃子があり、私は前もって木でできた通行手形を購入していたので、その通行手形に焼き印を押してもらいました。スタンプラリーみたいで楽しかったです!


久しぶりに、こんな長距離を歩きました!ゆっくり景色を眺めながら歩くことで、自然と呼吸も深くなり、少し風邪気味だったのですが、咳が落ち着いたことに驚きました。自然のキレイな空気を吸って歩くことで、気血が巡り身体も整ったと考えられます♪
人の身体は、冷えや乾燥、気温差などの影響を大きく受けます。特にこの時期は、喉の不調、鼻づまり、咳、寒気などが出やすいです。実はそういった症状は、免疫力や自律神経のバランスが乱れやすいサインでもあります。
鍼灸治療では、自律神経に影響与え、血流を促進させる働きが研究でわかっています。体の巡りを整え、バランスを調整することで、こうした季節の不調をやわらげるサポートができます。「なんとなく調子が悪い」、「風邪まではいかないけどスッキリしない」そんな時こそ、早めのケアがおすすめです。今年の疲れは今年のうちの整えて新しい年を気持ちよく迎えましょう。
最後に身体の巡りを主るツボを2つ紹介します。「合谷(ごうこく)」と「太衝(たいしょう)」です。合谷は、手の甲、親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみにあります。太衝は、足の甲、親指と人差し指の骨が交わる場所のくぼみにあります。ツボを探すコツは、大体の位置がわかったら、そこを押してみてズーンとするところや気持ちの良いところがツボになります。指圧でも、お灸を据えてみるのも効果があります。また二つを両方使うことで、より強い効果が発揮されますので、ぜひ一緒に使ってみてください♪


【お知らせ】当院は2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)まで休診とさせていただきます。1月5日(月)より通常診療いたします。