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体のお悩み

五月病と鍼灸

 こんにちは♪富澤です。4月から新生活が始まった方は、少しずつ慣れてきましたでしょうか?5月に入ってから、無気力や食欲不振などの症状が出ていませんか?そんなあなた、五月病かもしれません。今回は五月病についてお話します。

 五月病とは、新学期や就職など新しい環境に適応できず、心身の不調を訴える状態を指す俗称です。ゴールデンウィーク明けから梅雨にかけて症状を示すことが多く、主にストレスと自律神経の乱れ)が原因と考えられています。身体的な症状としては、睡眠障害(不眠・眠りが浅い・疲労が取れにくい)、動悸、疲れやすさ、食欲不振、頭痛などがあります。精神面では、不安感、無気力、イライラ、思考能力の低下、仕事(学校)に行きたくないなどの症状が現れてきます。

 鍼灸治療が五月病に効果的であるのは、自律神経のバランスを整えられるからです。自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、身体の機能(呼吸・血圧・心拍・消化・代謝・排便などの生命維持に欠かせない機能)を調整しています。自律神経のバランスが乱れると上記のような症状が起こります。鍼灸治療をすることで自律神経が正常に整い、血行を促進し固まった身体をほぐすことでリラックス効果が上がりストレス緩和や睡眠の質向上などの効果が期待できます。

 五月病予防のためのセルフケアとしては、ストレスを減らすことが重要です。ストレスを減らすためには、日常生活での小さな工夫が大切です。

①音楽や読書をしましょう。

お気に入りの音楽や読書は副交感神経を高め、身体をリラックスさせるほうに導きます。

②就寝前にスマホをいじらない。

就寝前のスマホはブルーライトにより、身体を緊張状態にしてしまい、入眠に入ることを妨げます。睡眠の質が良くなると目覚めが良く、疲労回復効果もUPします。

③バランスのとれた食事を意識する。

ビタミン(B1、B2、B6、B12、C)、ミネラル(鉄、亜鉛)、たんぱく質などを積極的に取り入れましょう。特にビタミンB6は幸せホルモンと言われているセロトニンの原料となるため、五月病やうつ病の予防になります。また体内のエネルギー代謝を促し、疲労回復効果をもたらします。バナナ、アボカド、赤身魚(マグロ、カツオ)、ヒレ肉(脂身の少ない肉類)などに含まれています。

 今回は、五月病に対する鍼灸治療とセルフケアをご紹介しました。ぜひ自律神経が乱れてお困りの方はぜひ鍼灸や今回ご紹介したセルフケアをお試しください♪

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