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体のお悩み

股関節痛と鍼灸~冬のケア~

 2025年も終わりが近づいています。今年も一年ありがとうございました。私(富澤)は、ブログを見てきたとおっしゃってくださった患者様がいてとても励みになりました!来年もブログ活動頑張ります♪今回のテーマは、「股関節痛と鍼灸」の2025年冬バージョンでお届けします。(夏にも同じテーマで書いておりますので、ぜひそちらもご覧ください♪)

 年末は寒さが厳しくなり、身体がこわばりやすい季節です。特に影響を受けやすいのが「股関節」です。股関節は、体幹と下肢をつなぐ非常に重要な関節であり、歩く、立つ、座る、などの日常動作のほとんどに関わっています。そのためちょっとした不調でも生活の質に大きく影響してしまいます。

 股関節の疾患には、変形性股関節症、関節唇損傷、滑液包炎、筋・腱の炎症など様々なものがあります。これらは長年の負担の蓄積、姿勢のクセ、運動不足や過度な運動、冷えなどが原因となり、痛みや動きにくさとして現れます。初期段階では違和感程度ですが、放っておくと可動域の制限や慢性的な痛みに繋がることもあります。

 鍼灸治療では、股関節周囲の筋肉や靭帯の緊張をゆるめ、血流を促進することで、痛みの軽減や動きの改善を目指します。特に股関節周囲だけでなく、骨盤、腰部、太もも、さらに足首までアプローチすることで、体全体のバランスを整えることができます。当院では、灸頭鍼(きゅうとうしん)といって鍼の上に丸めたもぐさを付けた手法のお灸をし、広範囲に股関節周囲を温めて、痛みの緩和や関節・筋肉の緊張をやわらげる効果が期待できます。灸頭鍼は、鍼とお灸の両方の効果を体感でき、とても気持ちの良いお灸です。

 また冬の冷えは股関節周囲の血流を低下させ、痛みを悪化させる要因にもなります。セルフケアとしては、股関節を冷やさないこと、無理のない範囲で動かすこと、軽いストレッチを取り入れることが大切です。カイロなどで「環跳(かんちょう)」付近を普段から温めるのも良いでしょう。(セルフケアに関して、詳しくはぜひ今年9月のブログをご覧ください♪)

 「最近、股関節が詰まる感じがする」「歩き始めが痛い」「あぐらがかきにくくなった」などの症状がある方は、早めのケアがおすすめです。違和感のうちからケアを始めることで、将来的な負担を減らし、快適な動きを保つことに繋がります。寒い季節こそ股関節を大切にいたわっていきましょう。

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当院では、今年もお得な福袋をご用意しております!

①ダーマローラーが入った美肌福袋

②60分鍼灸コースに香り付きのお灸1箱がついたセルフケア福袋(初診の方におすすめ!)

③腸を活性化させる健康食品やハーブティーが入った腸活福袋

詳しくは、当院のInstagramをご覧ください♪

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 【年末年始休業のお知らせ】当院は2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)まで休診とさせていただきます。1月5日(月)より通常診療いたします。

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